その他工事
外溝工事
外溝工事とは、新築などで建設完了後に駐車場のコンクリート工事やおしゃれな造園工事など、おうちの敷地内で行う工事になります
外溝工事のポイント
外溝工事は通常工事、家(建物)を建ててもらったハウスメーカーに庭の外構工事も一緒に頼もうか・・・そう考えている方もいらっしゃると思います。注意していただきたいのは、ハウスメーカーは建物を建てるプロではあっても外構工事のプロではないということです。
だから、ハウスメーカーや工務店には自前で外構工事をやる部門や専門の職人はいません。ほぼ100%下請けに外注だと思って間違いないです
弊社なら工事のスタートから完了まで一貫して行っております。
耐震補強工事
耐震補強工事とは既存の住宅の耐震性を向上させる建築工事のことです。特に1981年以前の旧耐震基準で建てられている住宅は必要といわれています。耐震補強工事の前には正しく住宅の耐震性を診断する必要もあるでしょう。耐震補強工事の注意点や具体的な事例は以下の通りです。
耐震診断のポイント
耐震補強工事の前に、まず、耐震診断によって住宅の耐震性を正しく把握する必要があります。耐震診断のポイントには次のようなものがあります。
地盤
建物はどのような地盤の上に建っているかによって耐震性が異なります。たとえば、山の斜面の造成地、海や河などの近くは地盤が弱く、耐震性が高くない可能性があります。ボーリング調査で地層の構造を調査するなど地盤調査がまず必要です。
建物の形状
耐震性は住宅の形状によっても異なります。一般的に正方形、長方形などの箱型の建物は地震に強いといわれています。一方、L字型、コの字型などの建物は地震のエネルギーが集中しやすい一点があり、打撃を受けやすい傾向があります。
建てられた時期
1981年以前の旧耐震基準で建てられた住宅は大規模な揺れで倒壊するリスクがあり、もっとも耐震補強工事を必要としているといっても過言ではありません。一方、2000年以降に建てられた新しい耐震基準にのっとった住宅は、壁の配置バランス、柱・筋交い等に使用する金属の種類なども決められています。
壁
壁は建物の耐震性を決定する重要な要素です。壁が薄く、壁に耐震用金具・筋交い・構造用合板などが設置されていない場合は、耐震性は低いといえるでしょう。
耐震補強工事の具体例
耐震補強工事にはさまざまな方法があります。いくつかの具体例を紹介します。
基礎の補強
基礎の部分が弱いと建物は地震に耐えられません。もし、基礎が鉄筋の入っていないコンクリートならば、鉄筋コンクリートを入れて補強します。また、鉄筋コンクリートを使用していてもヒビがはいっている部分があるならば、しっかりと改修しておかなければいけません。
シロアリ被害対策
建物の土台や柱がシロアリ被害を受けると、耐震性に問題が生じます。土台の取り替えや、柱の侵食された部分だけを新しくする根継ぎなどが必要です。新しい木材は必ず防腐、防蟻処理を施し、これ以上のシロアリ被害を防ぐようにします。
壁の補強
間仕切り壁を使用している場合、地震の揺れのような横から加わる力で倒壊しやすくなっています。間仕切り壁に筋交い、構造用合板などを取り付けて耐力壁にするのもひとつの耐震補強工事です。
屋根を軽くする
重い屋根は建物を倒壊しやすくします。たとえば、重い日本瓦を使用しているならば、軽いスレート瓦、金属薄板などに交換するだけでも耐震性向上が期待できます。
耐震補強工事の相場
耐震補強工事はどのような住宅に施すのかによって必要なコストは異なります。それぞれの相場は以下の通りです。
鉄筋コンクリート住宅
鉄筋コンクリート住宅の耐震補強工事にかかる費用は15,000円/㎡~50,000円/平方メートルが相場といわれています。
木造住宅
木造住宅の耐震補強工事にかかる費用はおよそ150万円です。ただし、1981年以前に建てられた住宅は工事しなければいけない場所が多いので、それより高くなる傾向があります。
部分的な耐震補強工事
耐震補強工事は住宅の一部分だけに施工することも可能です。ただし、特定の場所だけを補強しすぎて建物全体のバランスを崩すと耐震性を損なうことにもつながります。耐震診断に基づき、全体を見ながら工事をしていくことがポイントです。部分的な耐震補強工事には、たとえば次のようなものがあります。
・屋根の日本瓦を軽い素材に張り替える 約100万円(面積85㎡の場合)
・外壁の柱や土台に耐震パネルを取り付ける 約65万円
・壁に耐震パネルを打ち付ける 約25万円(1ヶ所あたり)